どもども。けみかですー。
第3回となる今回は「ぼくらの」を紹介したいと思います!
基本情報
「ぼくらの」は、鬼頭莫宏(きとう もひろ)さんが描かれた漫画で、2004年に始まり2009年に完結しました。2007年にアニメ化されていますが、原作とは結末が異なっているようです。私はアニメでしか観ていないので分かりませんが。。
主題歌(オープニング)の「アンインストール」は非常に有名ですね。「ぼくらの」を知らなかった当時の私でもこの歌は知っていました。ニコニコ動画の影響かな。組曲に入っていましたね。
ストーリー
夏休みの自然学校に各地から集まった小中学生15人。海辺で遊んでいると、そのうちの一人マチは奥に深く続く洞窟を発見する。そこには謎の機械が設置されており、ココペリと名乗る男が現れて言う。「僕の作った『ロボットを操縦して地球を守るゲーム』をやってみないか?」と。
当然子供たちはただのゲームだと疑わず、みんなでプレイすることを決めた。その夜、突如ロボットのコックピットに転送された彼らに、ココペリはロボットの操縦の手本を示し、敵ロボットを撃破する様を見せつけ、「次からは君たちだけでやるんだ」と告げて消えていく。
最初の操縦者に選ばれたワクは、無事に敵を倒したものの、その直後に命を落としてしまう。当初はその理由さえ分からずにいたが、ストーリーが進むにつれて、このロボットは操縦者の命を代償に動き、敵を撃破すると絶命してしまうことを知る。
しかしながら、戦わないことを選択しても敵ロボットに撃破されれば地球は滅びてしまうという。そうでなくとも、ロボット同士の戦いが生じる度に多くの一般人が犠牲になっていく。自分たちの地球を守るには、最後まで敵ロボットに勝利し続けるしかない。
何故ココペリはこんな狂気染みた”ゲーム”を勧めたのか?
そして、彼らと地球の運命は……

主要登場人物
この作品には特定の主人公が存在せず(たぶん)、各話では操縦者となった人物に焦点を当てたストーリーが展開されます。また、原作とアニメ版では操縦者に選ばれる順番が異なるようです。ここでは、アニメ版の順番に沿って紹介します。
和久隆(わく たかし、CV:阪口大助):愛称はワク。1人目のパイロット。小学生の頃はサッカー少年であったが、同じくサッカー少年であった父親が現在は平凡なサラリーマンであることからサッカーをすることの意味を見失い、やめてしまった。
小高勝(こだか まさる、CV:保志総一朗):愛称はコダマ。2人目のパイロット。建設会社の社長を父に持つ。粗暴だが計算高い父に影響され、「弱肉強食が自然の摂理であり自分や父は選ばれた”強い者”である」と信じて疑わない。
加古功(かこ いさお、CV:織田圭宣):愛称はカコ。3人目のパイロット。キリエ、チズと同じ中学に通う。チズに好意を抱いているが疎まれている。
本田千鶴(ほんだ ちづる、CV:高梁碧):愛称はチズ。4人目のパイロット。カコ、キリエと同じ中学に通う。清楚な外見に反して担任の畑飼とは懇ろな関係になっていたが、裏切られたことを切っ掛けに怨恨を抱くようになる。
矢村大地(やむら だいち、CV:杉田智和):愛称はダイチ。5人目のパイロット。両親はいないが、貧しいながらも新聞配達のアルバイトをしながら長男として3人の弟や妹を養っている。
半井摩子(なからい まこ、CV:井口裕香):愛称はナカマ。6人目のパイロット。優等生タイプ。母親はかつて売春婦であり、そのせいで心無い言葉を掛けられることも多い。お針子の内職で家計を助けており、その特技を活かして仲間のユニフォームを作り上げた。
門司邦彦(もじ くにひこ、CV:宮田幸季):愛称はモジ。7人目のパイロット。孤児院で育ち、ワクと同じ中学に通う。同じ孤児院で育った男の子であるナギは重い心臓病を患っていたが、モジは自身が拒絶反応の無いドナーとなれることを知り、戦いの後にはナギに心臓を提供している。
阿野万記(あの まき、CV:比嘉久美子):愛称はマキ。8人目のパイロット。養子として育てられ、もうじき生まれてくる弟を待ち焦がれている。自分たちのロボットに「ジアース」という名前を付けた。
切江洋介(きりえ ようすけ、CV:浅沼晋太郎):あだ名はキリエ。9人目のパイロット。カコ、チズと同じ中学に通う。内気であり、自分にキツく当たるカコにも反抗できない。しかし洞察力には優れており、自身の戦闘の後にこのゲームに関する重要なことに気付く。
徃住愛子(とこすみ あいこ、CV:牧野由依):愛称はアンコ。10人目のパイロット。アイドルに憧れている。父はニュースキャスターとしてコモの父と協力しジアースのことを世間に広めようとするが、女性スキャンダルを起こしてしまい叶わなかった。
小茂田孝美(こもだ たかみ、CV:能登麻美子):愛称はコモ。11人目のパイロット。マキと同じ中学に通う。国会議員である父は、ジアースやこのゲームの実情を国民に知らせようとするが、これを良しとしない人物の謀略により殺害されてしまう。
吉川寛治(よしかわ かんじ、CV:野島健児):愛称はカンジ。12人目のパイロット。ウシロと同じ中学に通う。母は認知工学研究所の教授。研究に執着する母親に不信感を抱いている。
町洋子(まち ようこ、CV:三瓶由布子):愛称はマチ。13人目のパイロット。このゲームにおいて重要な役割を担っている。
宇白順(うしろ じゅん、CV:皆川純子):愛称はウシロ。14人目のパイロット。カンジと同じ中学に通う。母は妹カナの出産と同時に亡くなっており、これを理由にカナには暴力を振るうなど厳しく当たるようになる。
宇白可奈(うしろ かな、CV:阿澄佳奈):愛称はカナ。小学4年生で、ウシロの妹。ウシロに邪見にされながらも慕っており、様々な家事をこなしている。パイロットにはならず最後まで生存し、ジアースの戦いを語り継ぐ。
ココペリ(CV:東地宏樹):自然学校に参加した子供たちをゲームに誘い込んだ。物語の終盤にはその理由が明らかにされる。
コエムシ(CV:石田彰):このゲームに際して子供たちに情報を与えるなどのサポート役を行う正体不明のマスコット。物語の終盤にて、その正体が明らかとなる。
感想
パイロット全員を紹介すると結構な文字数になってしまいますね…笑
さて、作者の鬼頭莫宏さんは鬱展開の作品が多いことで知られています。「ぼくらの」の他にも「なるたる」などが有名ですね。私はまだ読んだことがありませんが。
というわけでどれだけ鬱々したストーリーが描かれているのかと、不安と期待を抱きながら鑑賞していたわけですが、正直思っていたほどではなかったなぁと。
確かにどの子供たちも中々に強烈なストーリーを有していますが、あまり描写がキツくならないようにセーブされているような印象を受けました。原作と比べると相当変更が加えられているという情報も目にしたので、おそらくその影響でしょうか。
まぁあまりにも絵面がグロかったりすると、放送すら難しくなってしまいますから仕方がないのかもしれません。
最後も個人的にはある意味ハッピーエンドのように感じました。「実は可奈がまた戦闘に臨むことになり、ゲームは永遠にループするのではないか」と救いようのない未来を想像したりしていましたがそんなことはなく。笑
とはいえストーリー自体は面白く、飽きることなく観ることができましたのでおすすめです。原作もいずれ読んでみたいな…。
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レンタルショップに足繁く通っていた頃には想像できなかった安さ&便利さですね。。

特にこのコロナ禍で外に出掛けるのが憚られる今日この頃、自宅でまったりアニメ視聴に耽るのも良いのではないでしょうか(˘ω˘)♪
ではでは今回はこの辺で!
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