こんにちは。けみかです。
昨日は仕事から帰って家のポストを開けると、キヤノンの配当通知が届いていました。

キヤノンといえば、つい先月に減配を発表したことで話題になりました。
幸い私は1株しか保有していないのでダメージは微々たるものですが、長年増配を続けてきた企業だけに大量に株を持っている方もいらっしゃることかと思いますが心中お察しいたします。。。
というわけで、今回はそんなキヤノン株式会社についてご紹介しようと思います。
キヤノンってどんな会社?
もはや名前を聞いたことの無い人の方が少ないのでは?というくらい有名な会社ですね。
カメラやプリンターの他、半導体関連の事業を手掛けています。
調べて初めて知ったのですが、半導体質量分析装置も販売していたのですね。有機化合物の質量分析装置は私も仕事柄よく使うのでいくらかメーカーは把握しているのですが、半導体関連には疎いので全く知りませんでした(^o^;)

© Canon Inc.
キヤノンのホームページによれば、基本情報はこんな感じ。
設立 | 1937年8月10日 |
本社所在地 | 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 |
代表取締役兼会長CEO | 御手洗 冨士夫 |
売上高 | 3兆5933億円(2019年) |
資本金 | 1747億6200万円(2019年12月31日現在) |
連結子会社数 | 361社(2019年12月31日現在) |
従業員数 | 187,041人 |
ご覧の通り”超“が付くほどの大企業です。上場企業約4000社の売上情報を掲載している企業価値検索サービスUlletによれば、キヤノンは第40位となっています。
ちなみに、約4000社のうち売上1兆円を超える企業は157社、第1位はトヨタ自動車で29.9兆円と、2位の本田技研(14.9兆円)に大差をつけていますね。
キヤノンの配当金の推移
そんなキヤノンは、これまで30年以上増配を続け株主に還元してきました。その推移を見てみましょう。
年 | 配当額 | 年 | 配当額 | 年 | 配当額 |
1991年 | 8.3円 | 2001年 | 16.6円 | 2011年 | 120円 |
1992年 | 8.3円 | 2002年 | 20円 | 2012年 | 130円 |
1993年 | 8.3円 | 2003年 | 33.3円 | 2013年 | 130円 |
1994年 | 8.3円 | 2004年 | 43.3円 | 2014年 | 150円 |
1995年 | 8.6円 | 2005年 | 66.6円 | 2015年 | 150円 |
1996年 | 10円 | 2006年 | 83.3円 | 2016年 | 150円 |
1997年 | 11.3円 | 2007年 | 110円 | 2017年 | 160円 |
1998年 | 11.3円 | 2008年 | 110円 | 2018年 | 160円 |
1999年 | 11.3円 | 2009年 | 110円 | 2019年 | 160円 |
2000年 | 14円 | 2010年 | 120円 | 2020年 | 未定 |
ご覧の通り、綺麗に右肩上がりになっていますね。
ここで示した配当額は年間のものですが、キヤノンは8月と3月の2回配当金を出しているので、単純にこの数値の半分の金額が1回あたりの配当額となります。
つまり、もしも2019年の配当額を維持していれば、年間160円、すなわち配当1回あたり80円となるはずでした。
ところが、今年の配当予想は「未定」となっているものの、中間配当は40円となっていました。単純計算で半減したことがわかります(;´Д`)
幸い私はまだ高配当株投資を始めて半年も経っていないくらい経験が浅いので、キヤノン株は1株しか持っていません。
「とりあえず有名な高配当株だし1株くらい持っとくか~」みたいなノリで買ったやつです。
しかし、長年増配を続けていただけあって、キヤノン株を多く保有している投資家も多いと思います。今年2回目の配当も40円だった場合、仮に1000株持っていたら年間80万円のマイナスになるのでだいぶ投資の計画が狂ってしまう気がしますね…。
キヤノン株、今後どうする?
大幅に減配してしまった株ですが、今後はキヤノン株とどう付き合っていけばいいのでしょう。
選択肢としては
①保有株を全て売り、今後は買わずにポートフォリオから完全に排除する。
②保有株はそのままにしておくが、今後はもう買わない。
③キヤノンの復活を期待して、今後も変わらずに買い続ける。
あたりでしょうか。
もうしばらく様子見が必要とは思いますが、私は②の方針で進める予定です。
理由としては、
①私の場合はそもそも1株しか保有していないので持ち続けても売ってもあまり差はないこと
②ここまで大きく減配して、再度今までの水準まで配当額を戻すことが出来るのか疑わしいこと
の二つ。特に後者は結構深刻な問題だと思いますね。
皆さんはどうしますか?
おわりに
キヤノン株の配当金が半減したことをお伝えしました。
ここまで大幅に減配してもダメージを最小限に食い止めるためには、やっぱり色んな企業やセクターに分散して投資することですかね。
この記事では私の高配当株ポートフォリオをご紹介しています。今はちょっとバランスが変わっていますが、大きくは違わないはずです。
そういえば高配当株関連は1ヶ月おきくらいに記事を更新しようと思ってたんだけど全然書いてなかったな…(汗)
ちょうど月末だし近いうちに書きます。はい…(o_ _)o
ではでは!
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