【ロボアドって知っていますか?】WealthNaviについて

人間と対面して会話するロボット WealthNavi

こんにちは!けみかです!今回はロボアドバイザー(通称ロボアド)というものについてお話したいと思います。

先日、インデックス投資について少しお話ししました。

さぁ私も長期投資で着実な資産形成を目指すぞ~!」と意気込んで、いざ投資を始めようとしても、

・どの会社の株をどれだけ買おうか?(企業の分散
・セクター(業種)のバランスはどうやって選ぼうか?(セクターの分散
・日本株だけでいいの?外国株も買ったほうがいい?割合は?(カントリーの分散
債権も買っておいたほうが良いのか?
・「有事の」って言うし金も少しは買った方がいい?

などなど実際に株を買おうとすると色んな疑問が出てくると思います。

そんな初心者の悩みを一気に解決してくれるのがロボアドバイザーであり、何をどれだけ買えばいいのか、ポートフォリオ(株や債券などの割合)を自動的に最適化してくれます。

つまり、一度始めてしまえばあとは放っておくだけで勝手に資産運用を行ってくれるので、投資に関する知識が無くても簡単に始めることができます。

なので、投資は難しいし勉強する気も起きないけど興味はあるという人(過去の私ですw)にはとても良いサービスだと思います。

このロボアドバイザーにもいくつか種類があるのですが、今回はそのうちのWealthNavi(ウェルスナビ)というものを紹介したいと思います。

【補足】さらに細かく言うと、ロボアドバイザーには「アドバイス型」と「投資一任型」があります。「アドバイス型」はAIが投資のアドバイスをして運用・判断は自分で行うもの、「投資一任型」は運用まで全てAIが行うものです。WealthNaviは後者の「投資一任型」に属します。

WealthNaviについて

最近はCMの放映などもあって、すでにご存知の方も多いかもしれませんね。

WealthNaviの始め方は以下の通り↓

①リスク許容度の無料診断

年齢や年収、毎月の積立額など簡単な質問に答えてリスク許容度を診断します。積立額は1万円からとなっており、また利用開始後も変更は可能です。

以前の積立プランは「月1回」のみだったのですが、最近では月に複数回の積立も出来るようになり、よりタイミングの分散を効かせた投資が可能となっています。

また、リスク許容度とは、その名の通りリスクをどれだけ受け入れられるかを数値化したものです。

例えば、まだ年齢が若かったり独身だったり資金に余裕があったりする場合にはリスク許容度は大きくなります。一方で、定年退職後の資産運用が目的だったり、養う配偶者や子供がいる場合などはリスク許容度は小さくなります

WelathNaviではこのリスク許容度を1~5の数値で算定し、各人にあったポートフォリオを設計していきます。

②口座開設

続いて口座の開設を行います。このとき必要なものは以下の3点。

①本人確認書類
②銀行の口座番号
③メールアドレス

本人確認書類は、例えば【マイナンバーカード】や、【運転免許証+マイナンバー通知カード】などです。

登録自体は数分で終わり、その後(最短2営業日)簡易書留が送られてくれば、あとはログインしてい口座へ入金するのみとなります。

③入金

入金の前にまず、リスク許容度を正式に設定します。無料診断時と同じものでOKです。

ここでいよいよ最初の入金を行います。WealthNaviでは最低投資金額を10万円としていますので、最初はこれ以上のお金を投入する必要があります。

また、積み立ての設定を行うことも可能です。積立額は1万円からとなっており、また利用開始後も変更できます。

以前の積立プランは「月1回」のみだったのですが、最近では月に複数回の積立も出来るようになり、よりタイミングの分散を効かせた投資が可能となっています。

はい。お疲れさまでした。

必要な操作はこれだけであとは自動的に運用をしてくれるので、時々WealthNaviにログインして様子を見に行くくらいでOKです。

では、次にWealthNaviのメリットとデメリットを見てみましょう。

WealthNaviのメリット

感情に動かされない

WealthNaviに限らず、投資一任型のロボアドバイザーは投資商品の購入やリバランス(ポートフォリオのメンテナンス)を自動で行ってくれるため、自身の感情に左右されずに粛々と淡々と積立投資が出来ます。

自力で投資をしようとすると、例えば暴落時には目減りする資産総額を前に慌てて株を売ってしまったり(「安値売り」といいます)、逆に株価の高騰しているときに買ってしまったり(「高値掴み」といいます)、気を付けてはいても感情に左右されてしまいやすいものです。人間だもの。

そんな感情を一切排して運用を行ってくれるというのは、ロボアド最大のメリットの一つだと個人的には思いますね。

気軽に簡単に始められる

先述の通り、投資に関する知識が無くてもすぐに資産運用を始めることが出来ます。

資産運用したいけど勉強はしたくないしそんな時間は無い!」という方にはぴったりでしょう。全て機械に任せて、最適な手法で勝手に資産を運用してくれます。すごい時代になりました。

WealthNaviのデメリット

では次にデメリットを見てみましょう。

手数料がやや高い

WealthNaviの手数料は、預かり資産総額に対して1%となっています。(3000万円以上預けている場合、3000万円を超える部分に対しては0.5%となります。)

1%という数字は小さく見えますが、長期投資を考える際にはかなり大きな数字です。

仮に資産を年利5%で運用したとしても、まるまる1%差し引いた4%が実際の利益となります。

といってもピンと来ないと思いますので、具体的な金額で示しましょう。(ここでは税金は考慮していません。)

月5万円(年間60万円)を積み立て、30年間の平均年利が5%であった場合、最終的には約4161万円となります。

年利0%、つまり運用せずただ貯めて置いた場合には60万×30=1800万円となるので、その差額4161万-1800万=2361万円が利益となります。

ここで手数料1%が引かれるとすると、結局年利4%で運用したのと同じことになり、手元には約3470万円が残ることになります。

これでも3470万-1800万=1670万円の利益となりますが、手数料だけで結局2361万-1670万=691万円もかかる計算になり、1%の大きさをわかって頂けるかと思います。

年利30年後の資産額年利0%での運用時との差
0%1800万円
1%2098万円298万円
2%2464万円664万円
3%2914万円1114万円
4%3470万円1670万円
5%4161万円2361万円

複利の計算式は複雑になるので示しませんが、金融庁のサイトなどで積立金額に応じた資産運用のシミュレーションが出来ますのでお試しください。

とはいえ、やはり自動で資産を運用してくれて、且つ定期的なリバランス(ポートフォリオの調整)まで行ってくれることを考えると、手数料1%でも使ってみる価値はあると思います。

投資の知識が身に付かない

まぁこれはロボアドバイザーのせいというよりはその人次第というところが大きいですがw

手軽に始められる反面、その気にならなければ投資に関する知識が身に付くことがありません。自分の大切なお金に関して何もわからずに、運用をすべて任せてしまうのもなんだかなぁという気はします(´・ω・`)

おわりに

今回は、ロボアドバイザー、特にWealthNaviについて詳しくご紹介しました。

私自身もWealthNaviを使用して2年以上経過しましたが、使い勝手がよくとても気に入っています。

せっかくなので、今後はその2年以上の間に蓄積したデータを公開できればと思います!

ではでは!

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